発疹と湿疹の違いについて
肌トラブルを表す表現として発疹ができた!とか湿疹ができた!などが使われたりしますが、発疹と湿疹は同じような意味でしょうか?
発疹(ほっしん・はっしん)というのは目で見てわかる皮膚の病変を意味しています。
湿疹(しっしん)は皮膚にできる炎症です。
ということなので、湿疹は目で見てわかる皮膚の炎症なので発疹の中の一つとなります。
また蕁麻疹(じんましん)というアレルギーなどによってよって起こる急性皮膚病も発疹に含まれます。
皮膚上で目でわかる変化が表れた場合は発疹、皮膚の炎症は湿疹、アレルギーなどでできる蕁麻疹と呼び方によってそれぞれ違いがあるということです。
言葉の違いを知ると肌トラブルのケアにも役立つ
発疹や湿疹、蕁麻疹といった言葉の違いの他にもわかりにくい言葉の違いとして
乳児湿疹と新生児ニキビ、汗疹、おむつかぶれ、アトピー性皮膚炎、乳児脂漏性湿疹などがあります。
乳児湿疹は乳児の頃にできるあらゆる全ての湿疹を表す総称です。
そこにはニキビや汗疹なども含まれます。
おむつ部分にできた湿疹ということであれば、おむつかぶれでしょうし、
おでこや頬にできた赤い炎症はニキビの可能性が高いということになります。
言葉の使い分けがわかったからといって肌トラブルの解決策になるわけではありませんが、豆知識として知っておいて損はないと思います。