乳児湿疹のケアにはお肌の状態を健やかな状態に保つことがとっても大切です。
それは、汗疹やおむつかぶれ、新生児ニキビ、乳児脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎
どんな湿疹であっても必要なことです。
それは、健やかなお肌が最も湿疹などの肌トラブル予防に強いお肌だからです。
それでは、お肌の状態を健やかに保つためには、
石鹸とベビーソープどちらで赤ちゃんのお肌を洗ってあげれば良いのでしょうか?
石鹸の特徴としては、成分がシンプルなものが多いということです。
例えば、水とカリ石ケン素地だけの純石鹸のものや、それに少しだけ成分が追加されたものがあります。
ベビーソープの特徴としては、保湿力の高いものが多いということが挙げられます。
石鹸に比べると配合成分数が多いのが通常です。
お肌を健やかな状態に保つために必要なケアというのは、
お肌を清潔に保つことと、お肌に刺激を与えないこと、そしてお肌に潤いを与えることです。
石鹸でもベビーソープでもお肌を清潔に保つことはできます。
そして、お肌への刺激という部分では石鹸の方が優れているかもしれません。
お肌への潤いはベビーソープの方が保湿力が高い傾向があります。
お肌を乾燥から守るということはお肌にとってとても重要なことですし、
赤ちゃんの場合はお肌が大人よりも乾燥しやすい傾向がありますので、余計に乾燥対策は必要といえます。
そのため、石鹸だけど高い保湿力を持った成分が追加されているものか、低刺激でお肌に優しいベビーソープであることがお肌を健やかに保つためにおすすめです。
保湿力の高い石鹸、低刺激なベビーソープどちらでもお肌のケアに最適です。
石鹸とベビーソープの違いとして、
石鹸はアルカリ性の性質で、ベビーソープは弱酸性の性質のものが多いということもあります。
弱酸性がお肌に優しいというのが一般的に思われていますが、
アルカリとか酸性とかではなく、成分一つ一つがお肌に優しいということが一番大切です。
石鹸の保湿力は原料となる脂肪酸によっても左右されますので、そのような原料を元に作られているのかも確認しておくことをおすすめします。