乳児にできる湿疹の箇所はさまざま
乳児湿疹はどこにできるのでしょうか?そういった質問も多く見かけられますが、
乳児湿疹というのは赤ちゃんのお肌にできる湿疹の総称です。
そのため乳児湿疹ができる場所は様々です。
湿疹の種類によってできやすい箇所が変わる
例えば、新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹は皮脂が原因となりますので、皮脂分泌が盛んなおでこや頭、ほっぺたができやすくなります。
汗疹(あせも)は汗が原因となりますので、汗をかきやすい箇所であるおでこや頭、首の周り、わきの下、背中、手足のくびれ部分などが汗疹のできやすい箇所となります。
おむつかぶれはおむつが当たっている箇所にできます。
アトピー性皮膚炎の場合は皮膚が薄くて刺激に弱い部分にできやすい傾向があります。
例えば、おでこや目の周り、口の周り、耳のまわり、首元、ひじやひざの内側が挙げられます。それ以外の箇所でも胸部分や背中部分、腹部にもできることがあります。
湿疹の種類によってできやすい箇所が変わるとはいえ、できやすい箇所が同じ場合もあります。
おでこなどはニキビなのか、汗疹なのか、アトピー性皮膚炎なのかわかりずらいこともあります。そういった場合はご自身で症状を決めつけずに素直に病院で診断を受けることがおすすめです。
どんな症状であれ早め早めの対処が症状の悪化を防ぎます。
ご家庭ではお肌を清潔にすることを心掛け、低刺激で高保湿なケアをしてあげましょう。