ベビースキンケアの昔と今
今の60歳前後のお母さんが出産した当時というのはベビースキンケア用品というのはほとんどなかったと聞きます。
それこそ、石鹸か種類もそんなに多くないベビーソープを使って洗ってあげるくらいだったそうです。
ベビーローションやベビーオイルなんてなかったそうですね。
現在は、ベビースキンケア用品が当時に比べ増えています。
ベビー石鹸の数やベビーソープの数が増えたのはもちろん、ベビーシャンプーやベビーローション、ベビークリーム、ベビーオイルといったスキンケア用品が増えています。
ベビーローションやベビーオイルは必要?
昔使っていなくて特に問題がなかったものを今使う必要があるのでしょうか?
これはケースバイケースになります。
スキンケアというのは補うケアです。
ですので、ベビーソープで洗ってあげた後に肌が乾燥するようならベビーローションやベビーオイルなどで保湿してあげるケアは必要なケアとなります。
また、昔に比べると赤ちゃんのアトピー率が高いとも言われています。
なぜそうなってきているのか「これだ!」といえる原因はまだ解明されてはいないようですが、
結局のところ、赤ちゃんというよりはママやパパの過ごす環境の変化が大きいと思います。
食生活も和食傾向から洋食傾向が強くなり、基礎化粧品やメイク用品などもたくさん販売されています。昔はおじいちゃん・おばあちゃん=白髪なイメージでしたが、今はヘアカラーや白髪染めが主流なので、おじいちゃんやおばあちゃんでも真っ黒な髪をしていたりもします。
食べるもの、使うものの変化が赤ちゃんにも影響を与えているのでしょう。
野菜にしても米にしても昔の野菜や米と今のものは違います。
それこそ有機栽培で作られていたような時代の野菜や米と農薬などを使い大量生産しやすいように品種改良されてきた野菜や米が同じなはずありませんよね。
多少なりとも農薬も体内に取り込んでいるでしょうし、防腐剤だらけの食品を食べたりしていっているわけです。そういった体にとっての毒となるような成分が気付かぬうちに体内に徐々に徐々に蓄積されているのが現代に生きる人の現状といえます。
だからこそ、現在の赤ちゃんはわかりませんが、昔の赤ちゃんよりもお肌が弱い子が多いのかもしれません。これはあくまでも推測ですが。
でも実際、赤ちゃんのお肌は繊細であり、乾燥しやすい特徴がある以上は、それらをカバーするためのケアは必要です。
ベビーソープだけでも十分お肌がしっとりする赤ちゃんも入れば、ベビーローションやベビーオイルによる保湿サポートが必要な赤ちゃんもいるということです。
お肌への刺激や乾燥は乳児湿疹などの肌トラブルの原因にもなりますので、必要なケアはしっかりと行なうというスタンスがおすすめです。