ベビーパウダーの役割とは?
ベビーパウダーはタルクやコーンスターチが主成分です。
タルクは鉱物由来で、コーンスターチはトウモロコシ由来のデンプンです。
で、そのベビーパウダーの役割というのは、
水分や油分を抱え込んでくれるということです。
つまり、汗をかいていたら汗を、皮脂が多ければ皮脂を吸い取ってくれて、
お肌をサラサラに保ってくれるのがベビーパウダーです。
だから、汗疹とか新生児ニキビ、おむつかぶれなどの湿疹で
ベビーパウダーが用いられることも多いのです。
ベビーパウダーよりもベビーソープとベビー用保湿化粧品
結局のところ、ベビーパウダーは汗疹の原因となる汗を吸水してくれたり、
ニキビの原因となる皮脂を吸ってくれたりすることによってお肌のケアをするわけですが、
赤ちゃんのお肌に優しい、おしりふき、そしてベビーソープ、そして乾燥対策の保湿化粧品(ベビーローションやベビーオイル、ベビークリームなど)
で全て補えます。
何かをお肌に付けるということは良い面もあれば、お肌への負担ともなります。
つまり、お肌に何かを付けるという行為はできる限り減らす方が負担を減らせるわけです。
なので、赤ちゃんがいておしりふきやベビーソープを使わないご家庭はないと思います。
汗をかいたらこまめに拭いてあげる、おむつもこまめに交換してあげる。
皮脂が多いようなら拭き取ってあげる。
そして、夜はベビーソープで全身すっきり清潔にしてあげる。
赤ちゃんの肌がカサカサしていたら、保湿のために化粧水やオイルを塗ってあげる。
それで十分お肌のケアとなります。
乳児湿疹ができてからベビーパウダーを使うよりも、
乳児湿疹ができにくいように、こまめなケアをしてあげることの方が大切だと思います。