乳児湿疹について
乳児湿疹というのはある特定のお肌のトラブルを指すのではなく、乳児のお肌にできるあらゆる湿疹の総称です。
見た目がカサカサでもガサガサでもジュクジュクでもベトベトでも湿疹であれば全て乳児湿疹といいます。
乳児の湿疹の種類について
赤ちゃんのお肌にできる湿疹の種類としては、
・おむつかぶれ
・汗疹(あせも)
・新生児ニキビ
・乳児脂漏性湿疹
・アトピー性皮膚炎
・食物アレルギーによる湿疹
が挙げられます。
これらの中でアトピー性皮膚炎は乳児湿疹とは区別され、お肌の病気とされています。
乳児湿疹とアトピー性皮膚炎は見分けがつかないことも多いので、小児皮膚科などで診察を受けて調べてもらいましょう。
アトピー性皮膚炎なのに乳児湿疹と思って自己流のセルフケアを行うと症状が悪化する可能性がありますので、注意が必要です。
乳児の湿疹の判別について
汗疹(あせも)やおむつかぶれといった湿疹は比較的判別が簡単です。ですが、判別が難しい場合もあります。
それぞれの湿疹はできる箇所(頭やおでこ、顔、背中、腕、下半身)や症状(炎症を起こしている、フケのようなかさぶたのようなものができている、ぶつぶつしてる)、かゆみの有無などによってある程度区別できる場合もありますが、判断が難しい場合は病院で診てもらいましょう。