ベビー用が示す意味とは?
ベビー用と聞くと、なんとなく、お肌に優しい成分が入っている気がしてしまいますよね。
お肌に優しそうという理由から、固形のベビーソープを洗顔用としている女性も多いようです。
市販で売っているベビーソープは通常の固形石鹸と何が違うのでしょうか?
また、大人が使用しても良いのもなのでしょうか?
ベビー用のソープがあるということは、赤ちゃんの肌は、普通の子供や大人よりもずっとデリケートであることを示しています。
ベビーソープの特徴と大人用スキンケアとしての魅力
赤ちゃんの肌を触ったことがある方はご存じだと思いますがプルプルしていて、とても柔らかいのです。
一見、とても羨ましく思ってしまいますが、実は、赤ちゃんの肌はちょっとした摩擦でも敏感に反応してしまうほどデリケート肌。
通常の石鹸には、様々な添加物が配合されていますので、刺激が強すぎて、乾燥や肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
また、動きが読めない赤ちゃんなので、何かの拍子に目や口に泡が入ってしまうことも考えられます。
その為、ベビーソープは極力、素材を厳選して、水、洗浄成分、保湿成分のシンプルなもので構成されています。
また、赤ちゃんは家の中で過ごすことが多いため、石鹸の洗浄力は優しいもので十分です。
ベビーソープの中には、保湿成分であるスクワランやももの葉などが配合されているものもあり、潤いを逃さない配慮がなされているものも少なくありません。
このことから、赤ちゃん用の石鹸は大人が使っても特に問題がないだけではなく、むしろ、肌にとても優しいと言えるのではないでしょうか。
大人のベビーソープ活用法
一方で、ベビーソープだけでは、大人が発する皮脂や汚れが落ちにくいことも考えられます。
洗顔用に使用するのであれば、メイク落としをしっかり行った後の二度洗い用に使用したり、乾燥しやすい時期のみ使用するという方法も効果的です。
近年は、メイク落とし不要のファンデーションが多いですが、場合によっては、赤ちゃん用のソープだけでは、洗浄しきれないものもあるでしょう。
ですが、乾燥肌や敏感肌の人にとっては、ベビー用のソープの方が、肌に優しいと言ったケースもあります。
赤ちゃん用は、洗浄成分や添加物が限定されていますので、大人でも肌が弱い方や、乾燥しやすい方の中には、ベビー用がちょうどよいという人もいるようです。
その人の肌質や、用途に応じて、ベビー用ソープを使い分けるというのが良いでしょう。
液体タイプと固形タイプ、泡タイプの3タイプがあり、ドラッグストアや通販等で気軽に購入できるのも魅力の1つです。