鮫肌って何?
鮫肌というのはサメの肌のようにお肌がザラザラしている状態を表します。
鮫肌はザラザラしたお肌の状態の総称として使われています。
鮫肌の別名が魚鱗癬(ぎょりんせん)という皮膚疾患であるといわれたりしていますが、
別名というよりは魚鱗癬の症状が鮫肌のようにザラザラしているという意味の方が近いと思います。
アトピー性皮膚炎から鮫肌になる方もいますし、
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という皮膚疾患の症状も鮫肌といわれることがあります。
他にも肌が乾燥していてかゆいから掻くということを繰り返していたら
いつのまにか肌がザラザラした状態になるということもあります。それも鮫肌ですよね。
何が原因で鮫肌になっているか?
赤ちゃんの肌が鮫肌になっている原因は魚鱗癬なのか、アトピーなのか、毛孔性苔癬なのか、
それとも一時的な乾燥肌の悪化によるものなのかを調べることが先決です。
そのため、まずは病院にいって診察してもらうのが良いと思います。
その診断結果に応じて対応は変わってきます。
スキンケアとしては保湿ケアが大切となります。
セラミドや尿素などが配合されている保湿化粧品が良いとされています。
鮫肌からアトピーになったりという逆パターンも起こりえますので、
鮫肌になったら、早めに対処することをおすすめします。
魚鱗癬や毛孔性苔癬は遺伝子異常によるものとされていますが、詳しい原因などは解明されていません。
ビタミンA不足も挙げられるため、ビタミンAを摂取するのが良いともされています。
鮫肌みたいになっているけど、原因がわからない場合は素人目で診断するのではなく、
なにはともあれ、皮膚科などの専門医に診断してもらうことが大切です。