ベビースキンケア化粧品に求めるもの
ベビースキンケアに必要なものは「低刺激」「保湿力」、洗浄系に関しては「清潔にする」ことです。
これは赤ちゃんのお肌に必要なケアとなります。
必要なケアが3つともそろっているのがベビーソープやベビーシャンプーなどの洗浄用化粧品です。
これが最も基本的なベビースキンケア化粧品となります。
それでも足りない場合に潤いを補うためにベビーローションやベビーオイルなどが必要となります。
ベビースキンケア化粧品を選ぶ際には「低刺激」「保湿力」「清潔を保つ（※）」を基準に選ぶことがおすすめです。
※清潔を保つに該当するのは洗浄系の化粧品です。
ベビースキンケア化粧品を選ぶ際の注意点
ベビーソープなどの口コミなどを見ていてもあきらかにお肌への負担となるような成分が何種類か含まれているにも関わらず、商品説明にお肌に優しいとか無添加と書かれていることによってお肌に優しいと思い込んでいる方がたくさんいらっしゃいます。
成分に詳しい方なら成分を見て「これが赤ちゃん用とは信じられない！」という判断をされている方もいらっしゃいますが、そういう方の方が圧倒的に少数派です。
成分だけ見たら大人用のボディソープと大差ない成分なのにベビーソープというだけで安心されている方もたくさんいます。
勘違いしないで頂きたいのは、無添加やオーガニックであることが悪いわけではないのです。
むしろ良いことだと思っています。
肝心なことは、それが本当にあなたの思い描く無添加ですか？あなたの思い描くオーガニックですか？ということです。
みなさんの思う無添加やオーガニックでなければ意味がありませんよね。
『無添加と書いてあったから買ったけど成分見たら添加物いっぱい入ってるじゃない！』
というのが一番わかりやすい例です。
みなさんは大切な我が子のためにできる限り安心で安全で低刺激なものを選ぼうと思っていると思います。だからこそ無添加ベビーソープやオーガニックベビーソープを選んでいるのだと思います。
無添加だから赤ちゃんのお肌に優しい！という言葉を見つけたら「そうなんだー」ではなく、
「どんな成分が入っていないんだろう？」と確認しましょう。
オーガニックだから人にも環境にも優しい！という言葉があれば、「そうなんだー」ではなく、
「どの成分がオーガニック認定を受けていて全成分の何個の成分がオーガニック認証成分なんだろう？」と確認しましょう。
使用感がいい=お肌に優しいベビーソープではありません。
使用感がいいことがご自身にとっての良いベビーソープの絶対条件であるというのであれば、使用感重視で選んで頂ければいいと思いますが、お肌に優しくて保湿力の高いベビーソープが良いベビーソープだと思うのであれば、使用感よりも配合成分重視で選ぶことがおすすめです。
香りが必要という方も香料による香りではなくエッセンシャルオイルなどの香りがついたベビーソープを選ぶほうがお肌への刺激を考えるとおすすめです。
考え方や選び方は人それぞれだと思いますが、
あくまでも赤ちゃんのお肌のケアに必要なものを考えると「低刺激」「高保湿」「清潔にする」を基準にするのがオススメです。
お肌に優しい成分、お肌の負担となる成分というのを、ここで全て紹介することはできません。
成分はたくさん数がありますので、それらひとつひとつの解説となるとすごい量になります。
成分についてもし勉強する際にはお肌に優しい成分よりもお肌への負担となる成分を調べることをおすすめします。お肌への負担となる成分について知識がつけば、そういった成分が入っていないものを選べばいいからです。
皆さんが良く知っているお肌への負担となりえる成分といえば、
パラベンやアルコール、鉱物油、石油系界面活性剤、シリコンなどがあります。
そういったものは総称なので成分表記を調べることが大切です。
添加物というのも総称です。どんな成分が添加物なのか知らないと意味がありません。
パラベンなら成分表記は「メチルパラベン」「プロピルパラベン」などがあり、
アルコールなら「エタノール」
鉱物油は「ミネラルオイル」
石油系界面活性剤は「ラウリル硫酸Na」
シリコンなら「ジメチコン」
といった具合です。
お肌への負担となる成分に興味があるならば、
「旧表示指定成分」を検索してみるのもいいかもしれません。
ベビースキンケア化粧品を選ぶ際には
「低刺激」「高保湿」「清潔にする」を基準に選び、無添加やオーガニック、自然派の理由というか根拠となるものを確かめましょう。
