新生児ニキビの原因
新生児ニキビとは生後まもない赤ちゃんなどにできやすいニキビのことです。
ニキビの直接的な原因は赤ちゃんであろうと思春期であろうと大人であろうと変わりません。
『皮脂』
です。
赤ちゃんのお肌は生まれてから2、3ヶ月くらいまでの間皮脂分泌が過剰になります。
この皮脂分泌が過剰になる原因が赤ちゃんと思春期と大人とでは異なってきます。
思春期は成長ホルモンの影響によるものです。
大人の場合はストレス、乾燥肌、食生活の乱れ、睡眠不足、生理によるホルモンバランスの乱れなどです。
赤ちゃんの場合はママの体の中にいた頃にママのホルモンの影響を受けていましたが、生まれて間もない頃はまだその影響が残っていることによって皮脂分泌が盛んになります。
皮脂が毛穴に詰まってアクネ菌が繁殖して炎症を起こしてニキビとなります。
新生児ニキビのケア
まずできてしまったニキビには段階があります。
炎症を起こしていない状態と、炎症を起こした状態、そして膿がたまるほどに悪化した状態です。
ニキビそのものを治すには薬が必要です。病院でニキビ用の薬を貰いましょう。
では家庭でできるニキビ対策ケアというのは何かと言いますと「予防」です。
皮脂分泌が盛んで皮脂が詰まることでニキビへとつながるのであれば、お肌を清潔に保つことがなにより大切です。ベビーソープでしっかりと洗ってキレイにしてあげましょう。
この際に大切なのが、ベビーソープによる「刺激」と「乾燥」です。
洗浄成分などによってはお肌への刺激が大きくなりますし、皮脂を洗い流すので乾燥を招きやすくなります。
ベビーソープ選びの際には『お肌に優しい成分』でできていて、『お肌に潤いを残してくれる』ものを選びましょう。
これは赤ちゃんの未熟なバリア機能をサポートするうえでも大切なことです。
また、ニキビの状態によっては負担を与えず、潤いを与え、清潔を保つことによって悪化せずに症状が落ち着く可能性もあります。
新生児ニキビを悪化させないケアや予防のために、低刺激で保湿力のあるベビーソープでキレイにお肌を洗ってあげましょう。
入浴時以外でも皮脂の分泌が気になる際は優しく拭き取ってあげるのもオススメです。